艦攻の雷撃攻撃に制空状態は関係ある

開幕航空戦で艦攻の雷撃攻撃に制空状態は関係あるか調べます。

はじめに

日本語のサイトで、艦攻の雷撃攻撃には制空状態が関係しないとあったが、よくわからなかったから。

実験の詳細はエクセルファイルでここにあります。airtorpedo4

定義

陣形補正・航行補正は乗らない・・・空母系の航空機攻撃に、陣形補正・船向補正は乗らないものとします。陣形補正は単縦陣、梯形陣等を指します。航行補正は、T字有利・反航戦等を指します。検証はしてませんが、ソースとして信頼できるサイト(www.zjsnrwiki.com,zh.moegirl.org)で、影響しないものとして扱っているので、今回はこれを採用します。信頼しているサイトでも過去の情報が載っている部分もあるので、注意が必要です。もし反証があったときは検証するかもしれません。

制空状態・・・開幕航空戦の制空権確保や喪失です。制空権確保状態だと攻撃に1.10倍の補正が乗るとされています。これを制空補正と呼びます。

実験方法

制空状態(制空権確保)を考慮した最終ダメージと、考慮しない最終ダメージを理論式で求める。そのうえで、実際にフレンド演習を行い、制空権確保(攻撃補正1.10倍)の状態でしか、表れないダメージ値がでたら艦攻の雷撃攻撃にも制空状態は関係するとする。簡単に言うと、制空補正込だと40~100のダメージと、補正無視だと30~90のダメージを与える計算があるとすれば、実際のデータで91~100の間にダメージが表れたら、補正は影響していると言えるということである。但し、最小値に関しては、発艦してから数機が敵艦の対空攻撃で撃墜されている可能性があるので、あまりあてにならないので重要視しない。

今回の理論値の計算は、各計算段階で数値の切り上げを行っているので、理論値よりも実際の数値が大きくなることはほぼありえない。つまり補正込だと40~100のダメージと、補正無視だと30~90のダメージを与える計算で、もし91のダメージが実際に出たとしても、それは誤差ではないということである。補正無視の30~90という数値は、各計算段階で切り上げを行っているので、30~90の範囲が実際は29~89だったという実際より多く見積もっていたことは有りうるにしても、31~91で実際よりも低く見積もっていたということはほぼありえない。各計算で、切り上げを行うのはこれまで私がいままで行った検証実験から、切り上げをおそらくしているだろうと私が考えている事と、上記の信頼できるサイトでも切り上げを行っているからである。

使用する公式

floor…切り捨て
ceil…切り上げ
log-e…自然対数 LNと同義

発艦数 = floor(空母の火力/5) + 3

各スロットの制空値 = log-e((発艦数+1)*2)*戦闘機の制空値      *最終的に切り上げ切り捨て作業をするのかは不明(今回の検証に影響しない)

各スロットの雷撃値 = ceil(log-e(発艦数+1)*2*艦攻機の雷撃値) + 25

-制空補正が影響する場合

各スロットの雷撃攻撃値 = ceil(雷撃値*制空補正*状態補正*残弾補正*昼戦乱数*クリティカル補正)

-制空補正が影響しない場合

各スロットの雷撃攻撃値 = ceil(雷撃値*状態補正*残弾補正*昼戦乱数*クリティカル補正)

HP全快(状態係数=1.0)、残弾100%(残弾補正=1.0)、昼戦乱数(0.89~1.22)、クリティカル無しとして計算(クリティカル補正=1.0)とする

最終ダメージ = ceil(雷撃攻撃値-敵艦装甲値*(雷撃攻撃値/(2*雷撃攻撃値+0.5*敵艦装甲値)))

理論値計算

実験1

自艦隊:Lv99の大鳳(発艦数11、シーファング、流星、XF5U、シーファング)

vs

敵艦隊:Lv9のホーネット(対空:35 装甲:20)

制空補正が影響する場合の最終ダメージ(最大値):92

制空補正が影響しない場合の最終ダメージ(最大値):83

なので実際のダメージに84~92があれば影響があると言える

実験2

自艦隊:Lv99の大鳳(発艦数11、シーファング、流星、XF5U、シーファング)

vs

敵艦隊:Lv1のラングレー(対空:10 装甲6)

制空補正が影響する場合の最終ダメージ(最大値):99

制空補正が影響しない場合の最終ダメージ(最大値):90

なので実際のダメージに91~99があれば影響があると言える

実験3

自艦隊:Lv99の大鳳(発艦数11、シーファング、流星、XF5U、シーファング)

vs

敵艦隊:Lv1の深雪(対空:10 装甲:5)

制空補正が影響する場合の最終ダメージ(最大値):99

制空補正が影響しない場合の最終ダメージ(最大値):90

なので実際のダメージに91~99があれば影響があると言える

実際の結果

実験1

ダメージが94~92に入ることはなかった。制空補正の影響があるかどうかは判断できない。

しかし、実験後考えてみたところ、敵艦隊の対空値が35あるので、発艦してから数機撃墜されている可能性があることに気が付いた。なので実験1は検証としては不適切であると判断し、実験2,3では可能な限り対空値の低い艦で検証を行った。

実験2

ダメージが91~99に入った。91と93の2回である。

これによって、制空補正の影響はあると言える。対空が10なので、よくても1機を撃墜されるかどうかというレベルなので、実験1とは異なり検証としては適切であると考える。

実験3

ダメージが91~99に入った。91,92,97,92,92の5回である。

実験2の補強材料として使える。

まとめ

実験の結果から、艦攻による雷撃攻撃に制空補正は乗るといえる。厳密に言えば、制空が優位の場合はちゃんと制空補正が乗ると言える。もし制空が劣勢場合は制空補正が乗らないという特殊な場合は、今回の実験では判断できない。劣勢時に制空補正が乗るかどうかの検証は難しい。