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-はじめに
航空母艦は、離着陸可能な飛行甲板を持つことで海上にて航空機を運用する軍艦である。第二次世界大戦前までは、自艦隊の戦艦の大きな主砲から、敵戦艦の主砲の範囲外からいち早く攻撃することで作戦を遂行させるという「大艦巨砲主義」が主流であったが、第二次世界大戦から空母を艦隊の主力火力と位置づけるようになっていった。特に太平洋戦争のマレー沖海戦で戦艦が航空機によって撃沈されたこと(このときの航空機は空母からではなく、陸上の基地から出撃していた。)や、歴史上初の空母同士の戦いである珊瑚海海戦(空母コアの戦役)によって各国はその効力を認めざるを得なくなった。もちろん大戦前から各国は、空母の黎明期、ワシントン軍縮条約中、軍縮条約失効後を通じて、空母を研究し建造していた。その中で、護衛空母、軽空母や空母の弱点である甲板を強化した装甲空母が生まれた。離着陸可能な甲板はないので厳密な航空母艦ではないが、水上機も運用するコンセプトの戦艦が航空戦艦、水上機を運用する水上機母艦、潜水艦から水上攻撃機を発艦させる潜水空母などさまざまな種類が生み出された。大戦後も艦隊の中心に位置している。
-ゲームにおいての航空母艦
正規空母、軽空母、装甲空母は、ゲームの中でも、かなり使用頻度は高い。正規空母、装甲空母は艦隊決戦において、外すことのできない火力となっている。軽空母はその運用コストの良さから、育成に使われている。
大戦中に空母を実質運用したのは、日本・アメリカ・イギリスの3か国となっており、特に空母を機動部隊の主力火力とし、激しい航空戦を展開した日米の正規空母がゲームにおいても数多く採用されている。一方イギリスは軽空母での実装が多い。
-共通事項
開幕航空戦、初回砲撃に参加することができる。
発艦機が与えるダメージは、陣形に左右されない。
ダメージは、制空係数(くわしくはこのページ)・状態係数(通常、中破、大破)・残弾係数(弾薬の残り量)・敵の実際の対空値に影響される。
副砲を装備することができ、射程中にすることもできる。
-正規空母(CV)
艦載数が多い、運用コストもそれなりにかかる。
中破していると初回砲撃戦には攻撃できない。
対潜攻撃は一切行えない。
航速が27のノット以上。
*2017-04-02 ステータス変更がありここの情報は旧仕様です。
艦名
スロット 飛行隊規模 耐久 消費量(油/弾薬) 修理量(油/弾薬)
赤城 73[18,18,27,10] 11 69 60/55 2.4/4.5
加賀 93[18,18,45,12] 11 71 60/55 2.56/4.8
レキシントン 80[20,20,30,10] 10 63 55/60 2.08/3.9
サラトガ 80[20,20,30,10] 10 63 55/60 2.08/3.9
ホーネット 75[15,15,35,10] 11 52 55/60 2.08/3.9
ワスプ 70[15,15,25,15] 10 37 55/60 2.08/3.9
エセックス 90[18,18,36,18] 11 60 60/60 2.4/4.5
グラーフ・ツェッペリン 48[12,15,15,6] 10 52 50/55 2.08/4.3
アークロイヤル 72[18,18,24,12] 11 48 50/60 2.08/3.9
ヨークタウン 75[15,15,35,10] 11 50 55/60 2.08/3.9
エンタープライズ 75[15,15,35,10] 12 50 55/60 2.08/3.9
瑞鶴 75[21,21,21,12] 11 62 60/55 2.4/4.5
翔鶴 75[21,21,21,12] 11 62 60/55 2.4/4.5
飛龍 63[21,18,18,6] 11 48 60/55 2.4/4.5
蒼龍 63[21,16,18,6] 10 46 60/55 2.4/4.5
改装レンジャー 65[15,20,25,5] 9 48 45/50 1.68/3.2
改装レキシントン 85[20,20,35,10] 11 73 55/60 2.08/3.9
改装サラトガ 85[20,20,35,10] 11 73 55/60 2.08/3.9
グラーフ・ツェッペリンから蒼龍までは、日本鯖にはまだないがリストにはのせておく。
艦載量・スロットと飛行隊規模について見ていくと、所属国による傾向は見られない。艦載量60~90の間にあり、スロットも加賀、エセックスのようなパターン1(3スロット目の艦載量が際立って多い)と、翔鶴のようなパターン2(平均的な艦載量)に分けられる。艦載量としては加賀の93機、エセックスの90機が多く、逆に改装で正規空母となるレンジャーの65機や蒼龍、飛龍の63機が少ない。飛行隊規模も考慮にいれると、前提として艦載量の多いスロットには戦闘機を入れないことと、連戦で途中の損耗を前提にして考えると、エセックスの全積載量が90機で18-18-36-18で飛行隊規模11というのがスペック上一番と思われる。その真逆の改装レンジャーは、飛行隊規模も小さく、スロットも15-20-25-5と扱いにくそうであり、耐久も装甲も低いほうであるが、改装レンジャーはここには載ってないが、回避の最大値が73ともっとも高く(他の正規空母はだいたい50台である)、運用コストの消費量と修理費用がどちらも正規空母の中でもっとも低く、低コスト運用ができる結構すごい艦である。高速修復をどうせ使うのであまり意味はないが、修理にかかる時間係数も1レベル低いので、他の正規空母と比べると同じ被弾量でもはやく修復が終わる。改装レンジャーは他艦の育成に最適な艦といえる。グラーフ・ツェッペリンが一番艦載量が少ない。グラーフ・ツェッペリンは運用コストも低くはなく、あまり効率重視では使いにくいと思われる。改装レキシントンと改装サラトガはどちらもほぼ同じ性能で、艦載量も3位で飛行隊規模も11と良い。最高スペックではないが、スキルが使えること、そしてそのスキルがかなり使えるので、間違いなく一番使いやすいだろう。LV10でもらったレキシントンが、まさか一番つかえる空母だったとは。
航速に関しては、どの艦も27ノット以上あるので問題になることはそうないと思われる。火力もエンタープライズが火力45あるが、戦闘で出せる航空機が1機増えるだけなのでなんとも言いにくい。
コストについて考察すると、日本の正規空母は運用にかかる燃料を多く消費し、アメリカの正規空母は逆に弾薬を多く消費する傾向にある。どちらが燃費が悪いとかは言えない。修理に関しては、燃料も弾薬も日本の正規空母が多く消費し、修理に関しては日本の正規空母は燃費が悪いといえる。また修理にかかる時間係数も、日本とドイツ(グラーフ・ツェッペリン)は高いので、同じダメージの修理でも時間がかかる。アメリカの艦は修理にかかる物質的コストも時間的コストも効率がいい。やはり現実でも効率よく建造や修理をしていた影響からか?但し、エセックスの運用コストは日本の正規空母とほぼ変わらない。
スキルに関しては、改装済みの正規空母しか行えないので3つの艦のみとなる。どの艦もスキルも使える。特に改装レキシントンのスキルはいち早く覚えよう。
全体をみての結論から言うと、運用コストも良く、艦載量も多く、スキルが使える改装レキシントンと改装サラトガが一番運用に適している。高レベル提督はすでにその2隻はLV100になってるので、次点でエセックス、加賀だろうか。他艦をひっぱる育成役は、改装レンジャーで間違いない。日本の正規空母は、改装が来るなりしないと、愛以外で育てるのは難しいと思う。はやくきてね!すぐでいいよ!
-軽空母(CVL)
艦載数が少ない代わりに、運用コストが低い。
中破していると初回砲撃戦には攻撃できない。
開幕の対潜攻撃を行える。初回砲撃戦においても潜水艦を攻撃することができる。
航速が低速なのが多い
*2017-04-02 ステータス変更がありここの情報は旧仕様です。
艦名 スロット 飛行隊規模 耐久 消費量(油/弾薬) 修理量(油/弾薬)
祥鳳 30[18,9,3] 7 32 35/35 1.28/2.4
瑞鳳 30[18,9,3] 7 32 35/35 1.28/2.4
アーガス 20[5,10,5] 6 23 20/20 0.96/1.8
ラングレー 30[15,10,5] 6 24 25/30 0.96/1.8
レンジャー 50[15,25,10] 9 38 35/40 1.28/2.4
ボーグ 28[15,10,3] 7 35 35/40 1.28/2.4
コロッサス 40[20,15,5] 7 40 30/40 1.28/2.4
プリンストン 35[10,15,10] 7 36 35/40 1.28/2.4
ユニコーン 35[20,10,5] 7 43 30/40 1.28/2.4
飛鷹 48[12,18,18] 7 55 35/35 1.28/2.4
隼鷹 48[12,18,18] 7 55 35/35 1.28/2.4
龍驤 40[21,15,4] 8 33 35/35 1.28/2.4
チェイサー 28[15,10,3] 7 35 30/40 1.28/2.4
鳳翔 20[6,6,8] 7 27 25/30 0.96/1.8
改装アーガス 28[8,12,8] 8 38 20/30 0.96/1.8
改装ラングレー 35[15,10,10] 8 39 25/30 0.96/1.8
改装ボーグ 32[16,12,4] 9 50 30/35 1.12/2.1
龍驤以下は日本鯖では未実装です。
総合的にみるとレンジャーが使いやすい。艦載量が50機なのが理由でもあるが、飛行隊規模、装甲、運用コスト(消費量、修理費)、修理にかかる時間係数どれをとっても素晴らしい。軽空母は艦隊決戦というよりも、いかに低コストで周回するかにかかっているので、運用コストが重要になってくるが、レンジャーは50機も積めるのに、コストが他とほとんど変わらないばかりか、修理にかかる時間も短い。周回目的では、必ず高速修復を使うわけではないので、これはありがたい。クエストでなんでレンジャーを改装すると未改装レンジャーもらえるのか、ずっと謎であったが、なるほど分かった。使いやすいレンジャーもっと使えということか。120円でレンジャーもらえるのもそういうことか。
チェイサーだけ対潜15があるなど特徴的
3スロット目が積載量3機とかならば、日本15.2cm単装砲で射程中にしたほうがいいかもしれない。
改装軽空母については、翻訳に自信がないので詳しくは書けないが、改装アーガス、改装ラングレーは獲得経験値が増えるぽっかった。育成向きのスキルだね。改装ボーグはどちらかというと戦闘向きバフだった。このことからもこのゲームでは軽空母は育成のための艦であるとみてよいと思う
-装甲空母(AV)
中破していても、初回砲撃戦で発艦できる。
艦載数は正規空母程でないが、運用コストは正規空母並である。
改装大鳳は、次回砲撃戦でも攻撃できるようになるスキルがある。
対潜攻撃は行えない。
艦名 スロット 飛行隊規模 耐久 消費量(油/弾薬) 修理量(油/弾薬)
大鳳 60[18,24,12,6] 11 67 70/65 2.88/5.4
改装大鳳 72[20,25,15,12] 11 82 70/65 2.88/5.4
装甲空母は、いまのところ大鳳しかないので、装甲空母同士で比較はできないので、正規空母と比較していく。
スロットは改装前が60で、正規空母と比べると低い。改装すると72機載るので正規空母並になる。改装後は耐久82、装甲85にもなるので、ガチムチの空母になる。ガチムチのわりに回避も高く、装甲空母の特徴である中破でも攻撃できる凶悪性と組み合わさると、かなり強い。但しコストはそれに見合う代償が必要になってくる。運用コストはもちろん、全空母類で一番高く、修理コストもいうまでもなく一番だ。それでもそれに見合う性能になっていると思う。さらに改装大鳳が凶悪なのは持っているスキルである。回避が上がるだけでも嬉しいが、次回砲撃にも50%の攻撃力であるが攻撃をしかけることができるようになり、更に最大で3隻まで、正規空母、軽空母を次回砲撃に参加させることができるようになるという、とんでもないスキルである。はやく改装が日本鯖にきてほしいものである。日本の正規空母は効率悪いと言ったが、それに対するmoefantasyからの救済なのだろうか。
-おまけ
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