スポンサーリンク
91式徹甲弾と超重量弾について、公式とされている計算式があっているか検証する。
はじめに
今回は3つ検証する。一つ目は昼戦における砲撃の与ダメージ公式、91式徹甲弾の特性、超重量弾の特性である。今回も実験の詳細はエクセルファイルにて配布する。kyoukadan2
使用する公式
floor…切り捨て
ceil…切り上げ
log-e…自然対数 LNと同義
装甲補正…0.6
状態補正(SC)、残弾補正(AC)、昼戦乱数(DBC)、クリティカル補正(CC)、陣形補正(FC)、航行補正(DC)
砲撃戦での砲撃の最終攻撃値 = ceil((火力+5)*SC*AC*DBC*CC*FC*DC)
砲撃戦での砲撃与ダメージ = ceil(最終攻撃値-敵装甲値*(最終攻撃値/(装甲補正*最終攻撃値+0.5*敵装甲値)))
砲撃の与ダメージ公式
エクセルファイルは実験1である。
砲撃戦での砲撃の最終攻撃値 = ceil((火力+5)*SC*AC*DBC*CC*FC*DC)
砲撃戦での砲撃与ダメージ = ceil(最終攻撃値-敵装甲値*(最終攻撃値/(装甲補正*最終攻撃値+0.5*敵装甲値)))
この計算式があっているかどうか調べる。
エクセルの見方
最初はテストに使用した自艦隊と敵艦隊の全体的なステータスである。
次の「共通事項」から実際の計算で使う数値を載せている。
フレンド演習で、クリティカルは無視して、全快・弾薬消費なしの状態で挑んでいるのでSC,AC,CC=1.00とする。昼戦乱数は0.89~1.22である。
装甲補正は0.6である。
エクセルでは、航行(T有利、同航、反航、T不利)でのそれぞれの与ダメージの理論値を計算したうえで、実際に検証した。陣形補正は今回は、1隻vs1隻なので強制単縦陣となるので、FC=1.00で固定である。緑のセルの数値を変更することで、下の理論計算式の数値が変わるように作ってある。
91式徹甲弾の特性
エクセルファイルは実験2である。
91式徹甲弾の特性は、装甲補正に+0.2の補正が付くと言われている。
基本の装甲補正は0.6であるので、91式徹甲弾を装備時には0.8となる。これが正しいか検証する。
砲撃戦での砲撃の最終攻撃値 = ceil((火力+5)*SC*AC*DBC*CC*FC*DC)
砲撃戦での砲撃与ダメージ = ceil(最終攻撃値-敵装甲値*(最終攻撃値/((0.6+0.2)*最終攻撃値+0.5*敵装甲値)))
これで50回フレンド演習でダメージ値を調べる。
超重量弾の特性
エクセルファイルは実験3である。
超重量弾の特性は、昼戦乱数(DBC=0.89~1.22)が(0.89~1.47)になると言われている。
超重量弾を装備して同じく50回測定して、これがあっているか調べる。
砲撃戦での砲撃の最終攻撃値 = ceil((火力+5)*SC*AC*DBC*CC*FC*DC)
砲撃戦での砲撃与ダメージ = ceil(最終攻撃値-敵装甲値*(最終攻撃値/(0.6*最終攻撃値+0.5*敵装甲値)))
超重量弾にシナジーはあるか?
エクセルファイルは実験4である。
これは個人的に思いついたことなので、特に根拠があるわけではないが、改装ウィチタが超重量弾と一緒にもってくるのが、アメリカ三連装砲8インチ火砲(重量弾)である。わざわざ(重量弾)って書いてあるくらいだからなにかしらのシナジーがあるかもしれないと思った。
超重量弾とこの砲を装備して同じく50回測定した。
結果
実験1
25回すべて理論値内に収まったので、この公式で間違いないと思う
実験2
50回(miss、クリティカルは除外する)やって、すべて理論値内に収まっている
実験3
50回調べて、すべて理論値内におさまっている。この計測でのDBCは0.90~1.46となっており、理論上の0.89~1.47とほぼ同じである。
実験4
50回調べたが、特にダメージが増えたとかシナジーは感じられなかった。この計測でのDBCも0.90~1.46となっており、理論値はまず合っているだろう。
まとめ
実験1→昼戦における砲撃与ダメージ公式は合ってる
実験2→91式徹甲弾の特性は、装甲係数+0.2で合っているだろう
実験3→超重量弾の特性は、昼戦乱数(0.89~1.47)で合っているだろう
実験4→改装ウィチタがもってくる砲とは特にシナジーは無かった。
スポンサーリンク